和室を洋室へと手軽に変えるリフォーム方法として、Panasonicの「フスマート」引戸・折れ戸が注目を集めています。通常の建具工事のように解体の必要がなく、コストと工期を大幅に削減できるのが特徴です。さらに、自然な形で洋室に変えることができ、扉の使いやすさも向上します。
解体不要でスピードリフォーム
通常、ふすまから洋風引き戸に変える時は枠の解体や造作工事が必要です。Panasonicの「フスマート」では、鴨居や敷居を残し、既存のふすまだけを引き戸や折れ戸に交換できます。これにより、工期もコストも大幅に抑えられ、スピーディーなリフォームが可能です。和室を工事したいけど「時間をかけられない」「住みながら工事したい」というご家庭にぴったりです。
通常は1週間以上かかる洋室化工事も、扉をフスマートにすることで大幅短縮
襖→フスマート、畳→フロアタイル、クロス張替で工期は2日に
ふすま感覚でスマートに模様替え
フスマートはふすまのように軽く取り外しができるので、手軽に模様替えが可能です。重さはなんと一般的な内装引き戸の半分以下!(一般的な内装引き戸:約13kg、フスマート:約5kg)
既存の鴨居や敷居に、レールを後付けできる設計なので、現状のまま素早く取り付けられます。
押入れをクローゼットへ!折れ戸で使いやすさアップ
押入れをもっと使いやすくしたい方には、折れ戸タイプがおすすめです。天袋付きの押入れでも鬼目ナットを使用した取り付けが可能で、大幅な改装が不要なのが特徴です。
折れ戸にすることで開閉が少なくて済み、スペースを有効活用できます。
費用:10万円(税込) 工期:1日
丈夫でやぶれない構造
Panasonicの「フスマート」は、紙張りのふすまと異なり、パネル内蔵構造を採用しています。この設計により、軽やかでありながらも、丈夫です。従来のふすまでは日常的な使用で破れやすいという弱点がありましたが、フスマートはその心配がありません。長期間使用しても破損のリスクを抑えられます。また、表面のシート材は汚れがつきにくい加工がされており、たとえ汚れが飛び散っても簡単に落とすことが可能です。
フスマートのデメリット
フスマートは解体不要で既存の鴨居・敷居を活かせる点が大きな魅力ですが、いくつかのデメリットがあります。
既存の鴨居・敷居の状態次第で調整が必要
フスマートは“既存を活かす”仕組みなので、敷居や鴨居の状態に依存します。たとえば敷居が過度にすり減っている場合にはガタつきを抑えるためのレール追加や下地補修が必要になることがあります。また、鴨居が下がっていると戸の動きに支障が出ることもあり、水平調整や補強が求められることもあるのです。設置前には既存部位の傷みや歪みの状態を専門業者と確認するのが安心です。
ふすま張り替えよりは価格が高い
フスマートは、従来のふすま張り替えより手軽にできるリフォーム手段ですが、費用はやや高めです。一方で、枠ごと交換する一般的な建具リフォームに比べると、費用は抑えられます。
完全な洋室ドアほどの遮音・気密性はない
構造が襖に近いため、フスマートは気密性や遮音性が、一般的な洋室用ドアには劣ります。和室から洋室へのリフォームとしては十分ですが、「音漏れが気になる部屋」には不向きな場合があります。静かな個室や防音性を重視する環境では、洋室用ドアのほうが適している可能性がある点に注意が必要です。
開口サイズや建具の厚みによっては対応不可のことも
古い和室は開口サイズや建具の厚みにばらつきがあることが多く、規格サイズに合わない場合はフスマートの設置が難しくなる可能性があります。そのような場合はオーダー対応や調整部材の追加が必要になることもあります。既存の開口部の寸法に関しては、寸法測定と確認を専門業者に依頼し、事前に対応可否を把握すると安心です。
まとめ
Panasonic「フスマート」は、和室を洋室に手軽に変える引戸・折れ戸のリフォームを可能にする製品です。特徴としては、解体が不要でスムーズな施工ができることや、ふすまと同様の感覚で取り扱える柔軟性が挙げられます。また、押入れをクローゼットにする際にも便利で、使い勝手を大幅に向上させます。さらに、丈夫でやぶれにくい構造を持ち、コストや工期の面でも割安です。注意が必要な点としては、既存の鴨居や敷居の状態による調整が必要になる場合や、ふすまの張り替えよりも価格が高いことがあります。しかし、これらのデメリットを考慮しても、簡単に和室を洋室へとリフォームしたいと考えている方には最適の選択肢と言えます。リフォームをする際には、自宅の条件に合致するかをしっかり確認しましょう。